“逆子”について

 【逆子治療の施術希望日のご予約について】(2023.10.3追記)
逆子治療のご予約は、現在は全施術日にて承っております。
(木曜午後のみでは患者さんの負担が大きいため、廃止致しました)
ご予約は、ご希望日時の前日受付時間内までにお願い致します。
ご予約方法は、公式LINEを推奨しております。
他のご予約方法は、お電話または直接ご来院のうえ、窓口にてお問い合わせをお願い致します。
なお、現在はメールでの逆子治療のご予約受付は、患者さんとの間に連絡の遅延が生じるため、中止しております。

お問い合わせの際には、施術を受ける患者さんのお名前、緊急連絡先電話番号、ご希望の施術日時の明記をお願い致します。
ご予約の受理につきましては、当方より折り返し、受理についてご返事を差し上げます。

※ご注意※
※逆子治療は自費施術になります。保険施術にはなりませんので、ご注意ください。
詳しくは公式LINEやお電話、または受付にお尋ねください。

一般的に逆子の施術として、産婦人科で妊婦の方々が指導されるものに逆子体操 が挙げられますが、その治療効果は大体45%程度と言われているようです。
その一方で、実は逆子の施術に対して鍼灸がとても有効なことは、余り知られていません。
お灸による逆子の矯正の成功率は、実に60~85%を超えるという高確率なものです。
これは実際、今までに幾つもの鍼灸の研究機関などによる研究論文の発表により、学術的にも明らかにされています。
外から力を加えて胎位を矯正する外回転術と違い、胎児の自然な胎動 (赤ちゃんがお腹の中でモゴモゴと勝手に動く事です。)
を利用するため胎盤の早期剥離や切迫流産・切迫早産などの危険が無く、安全です。
当院では開院当初から逆子の鍼灸施術も平行して行って参りましたが、平成16年より正式に木曜午後を、予約制の逆子外来と致しました。
(現在、木曜日の予約制施術は休止中です。平日のほかの曜日にご予約を願い致します)
施術はお灸の痕が残らないように配慮し、、温灸の一種を使用します。
お灸の痕は残りません。
足のツボを幾つか使用します。
施術時間は、大体30分位で終わります。
(患者さんの状態によっては、ご相談させていただいた上でご同意いただいた場合、跡が残るお灸を使用することがあります)
施術回数は人によって異なりますので、『何回で治ります』 と断言することは出来ませんが、当院で施術した患者さんの方々で、胎位矯正に成功するまでに要した施術回数は、1回というものが最も多く、 最も多く矯正にかかった施術回数は3回でした。
現在までのところ、当院に於ける逆子の矯正率は85.7%となっております。
以下の症状がある方は、施術が出来ない事が有ります。
1.
胎児に臍帯巻絡(赤ちゃんに臍の緒が巻き付いている)が見られる場合。
2.
臍帯の長さが短い場合。(赤ちゃんが回れません)
3.
前置胎盤(胎盤の位置異常)の場合。
4.
切迫流産・早産の既往がある場合。(切迫早産・流産になる危険があります)
5.
頚管無力症の場合。(切迫早産・流産になる危険があります)
6.
その他、流産や早産の危険性が予見される場合。

また、妊娠中の方、これから妊娠を希望される方の皆さんに、注意して頂きたい事が幾つか有りますので、ここに列記致します。
1.
足腰を冷やすような格好は避けるよう、お願い致します。
最近、当院にいらっしゃる妊婦さんの服装を拝見すると、おなか周りや腰から下、足元などがいささか薄着すぎる方をしばしば見かけます。
お洒落もしたい、というお気持ちは分かりますが、足元が冷えると体幹部( 胴体の事です )もそれに伴い血行が悪くなります。
すると、子宮は冷えて締まってしまい、居場所が狭くなってしまった赤ちゃんは頭を下にして居られなくなり、逆子になってしまいます。
逆子が出産の時までに治らなければ、大抵の場合は帝王切開術が行われます。
妊娠中、更に冷える状況が続いた場合は、ますます子宮が強く収縮して、しまいには早産や流産の原因になる場合も有ります。
2.
夏場の冷房にご注意願います。
妊娠していると、高体温期がずっと続く上に、体重が赤ちゃんの分も増えますので、夏場暑いのは事実です。
しかし、屋外が30度以上ある昼間に、冷房をどんどん利かせて室温を20度にしたりしていれば、当然体は少しずつ冷えていきます。
外出時、 冷房が強すぎる店内・車内などは、なるべく避けたほうが良いでしょう。
3.
冷たいものの飲みすぎ、夏の食べ物も、体を冷やします。
熱い飲み物と違い、喉越しのよい冷たい飲み物は、ついつい必要以上に沢山飲んでしまいがちです。
『冷飲(れいいん)』と言って、東洋医学的には、冷たい物の飲み過ぎも体を冷やしてしまうので良くないとされています。
出来れば常温もしくは暖かい物の方が、ついつい飲み過ぎるという事が無いと思います。
夏に売られている“旬”の食材は、基本的に体を冷やします。
出来れば火を通すか、体を温める作用のある食材と一緒に食べるとよいでしょう。
魚介類も体を冷やします。
特に、海底に近い所に生息しているものほど、体を冷やします。

……ともあれ、『ハイそうですか』とすぐ実行できたら苦労はしませんが、以上のことは最低限、知識としてだけでも
知っておいたほうが良いと思います。
逆子や早産になってしまったら一番困るのは誰でもない、妊娠している妊婦さんと、父親になる男性のお二人です。
その事をよくよく考えて頂きたいと、施術室でいつも思っております。


 【逆子治療の施術希望日のご予約について】(2023.10.3追記)
逆子治療のご予約は、現在は全施術日にて承っております。
(木曜午後のみでは患者さんの負担が大きいため、廃止致しました)
ご予約は、ご希望日時の前日受付時間内までにお願い致します。
ご予約方法は、公式LINEを推奨しております。
他のご予約方法は、お電話または直接ご来院のうえ、窓口にてお問い合わせをお願い致します。
なお、現在はメールでの逆子治療のご予約受付は、患者さんとの間に連絡の遅延が生じるため、中止しております。

お問い合わせの際には、施術を受ける患者さんのお名前、緊急連絡先電話番号、ご希望の施術日時の明記をお願い致します。
ご予約の受理につきましては、当方より折り返し、受理についてご返事を差し上げます。